「あっ、起こしちゃった?」 私は首を横にふった。 「ねぇ、明日何処行く?」 そう尋ねると、お姉ちゃんは悲しい顔をした。 「どうして、私達ってさぁ・・・こんなにも親にふりまわされてるんだろ・・・。」 そんなお姉ちゃんの質問に何も答えられない。