「そうでしょー!!自慢の彼氏だよ☆」 自慢の彼氏か・・・。 その彼氏にふられたら、どんな気持ちに藍香はなるのだろう? 傷つく彼女をはやく見たい・・・。 「さっ、はやく移動しよっ!!」 藍香は、ふでばこと教科書を両手で抱くように持ち、スキップしながら教室を出た。 「まっ・・・待ってよ藍香~。」 その後を追うように石川と福島と長野が走っていった。