「うん!!じゃあね☆」 電話を切った後の藍香は上機嫌で、今ならなんでも聞けそうなぐらいのうかれようだった。 「嵐、何だって?」 福島は左腕を藍香の肩にのせ、言った。 「ん?急に、藍香の声が聞きたくなった。だってー!!嵐ったら可愛い。」 嵐・・・本当におもしろい奴だよお前は。 私に協力してくれるよね? 「・・・嵐って人、カッコイイね。」 そう言うと藍香の顔がますます、たらんとなる。