でも・・・「この男子が嵐!!カッコイイでしょ!?」 そう言って、長野は私にその嵐という男子の顔を見せてくれた。 茶髪で白いカッターシャツに黒いズボンの学生服。 手にはたくさんの指輪やブレスレットをした男子と周りには、数人の女子高生が写った画像だった。 「・・・・。」 私は言葉がでなくなる。 そして、その画像をじっと見つめてしまった。 「どうしたの光?もしかして、嵐に一目惚れか!?」 石川は冗談でそんな事を言った。