「・・・あははっ、ごめんビックリしちゃって。」 やってしまった。 藍香はこれから、もっと警戒してしまうだろう。 そして、私を怪しむかもしれない・・・。 ピロロロッ~♪ そんな事を、思っていると教室で着信音が鳴り響く。 「あっ、私だ。」 そう言って、藍香は自分の携帯を取り出し電話にでた。 「もしもしー。あっ、嵐君!!」 そんな明るいテンションで電話にでた藍香に私は驚く。 気がゆるんでいる・・・。