そこには、昨日出会った奴らが皆、目をまるくしてコッチを見ていた。 私は、そんな驚いた顔を見て笑いそうになるが、それをこらえクラス全員にあいさつをした。 もちろん殺意を込めて―――・・・ ふと奥から、すごく冷たい視線を感じた。 そこにいたのは、まぎれもなく霜月 藍香であった。 コイツを私は探してたんだ。