父親が紫と母親が光と別々に暮らす事になった。 光と母親は実家へ行くため引っ越して行った。 それからの紫は一段と泣き虫になっていた。 たまにくる、光からの手紙。 紫はそれが、一番の楽しみだった。 小学校3年になった、俺と紫は新しい友達ができた。 坂口 千晶。 特に紫と仲が良かった。 多分、あの日までは・・・。