「千晶、俺の事知ってる?」



千晶は縦に首を振る。


少し安心した俺は、さらに質問する。


「小波 紫って子知ってる?」


そう聞くと、千晶は横に首を振った。


やっぱり・・・記憶がないのか・・・。



あれは、ただの俺の夢だったのか?