千晶は煙を吸ってしまい咳きこむ。 教室の温度はどんどん上がり、汗をびっしょりかいている。 藍香と福島も頭がぼんやりしてくる。 しかし2人は、はっとして立ち上がる。 「ちょっと、何コレ私達死んじゃうの!?」 福島が激しく動揺する。 藍香はとっさに窓の外をのぞく。 「誰もいない・・・。」 そんな中、光は机の上に座りじっと苦しむ3人を見て笑っている。 千晶は懸命にドアを開けようとする。 しかし、教室のドアは完全に閉まっていて、ビクともしない。