「光!!!」 それを呼び止める翔からは涙がこぼれていた。 「ごめん。」 頭を深くさげ、謝る翔。 しかし、その姿は後ろを向いている光には見えていない。 ドアノブを回し光は屋上を出る。 「バイバイ・・・翔。」 そう告げて、屋上には翔が一人取り残された。 「光・・・ごめんな・・・。」 翔は泣いて謝る事しかできなかった。