「呪い?誰の・・・。」 光はそんな中、一人平然な顔をして福島にたずねる。 藍香の頬には冷や汗が流れる。 「皆、藍香のせいだよ・・・。」 福島は泣きながらも藍香をせめる。 その言葉に藍香はただ黙っている。 教室にいる生徒達も藍香に注目している。 「私、何もしてない!!!」 大きな声で自分に言い聞かせるように藍香は叫んだ。