「あのね…あたし、鞠哉に言われて気づいたんだけど……」 「うん。」 「あたし……楓のこと、大好きなの!!!!」 …… 数分間沈黙が続き、 楓があたしに背を向け、ゆっくりと言う。 「…俺だって、かえでのこと……好きだよ。ってか…」 そこで、楓はまたあたしの方に向き、一瞬の沈黙の後に… 「"愛してるよ"」 …ッ 今までの辛さと、最大の幸せで大粒の涙が大量に溢れる。 そんな泣き虫なあたしを、小さな楓は、優しくギュッと抱きしめてくれた。 そして…