愛していたのに



「じっとして、痛くないように一緒に死のう。そうだ、一つの剣で二人の体を刺すんだ。繋がったまま死ねるよ。ほら、君が大好きな俺との繋がりだ」


「……」


無言のままのプーラには頭にある言葉が喋るのを邪魔している。


喋ったらおしまいだと思っていた。


「……!」


ここにきて、プーラが剣さばきを変える。


言うなれば剛。
例えるならば岩石。


ガンガンと息つく暇もなく重い剣を相手の剣にぶつけていった。


身長差を補助する戦い方。今度後退していくのはアンディエットの方だった。


「はは、激しいね。君らしい、君らしいよ。俺だけに見せる君の意外な一面だ」


喋る相手に構わずに打ち続け、ようやっと。


結末はついた。