「もう!…とにかく無理!今は無理!心の準備ができてから…」 「なるべく急げよ、体がぜんぶ消える前に飲まなきゃ意味ないから。…もうだいたい半分は消えたな」 「…え」 私は床の大理石に映る自分を見た。 映ってるのは胴と顔だけ… もう見るのはやめよう、きもちわるいし……怖くなってくる 「…ってか…ってか…!!」 「谷沢?」 ずっと思ってたけどっ…