まぁそれは、心の中で止めておこう。

「ところであんた名前は?」





初めて見た。
あいつのポカーンとした顔。




「あぁ…俺?神藤雪也シンドウユキヤ、雪也って呼べよ?これは御主人様の命令だ。」




「私はあんたのペットかいっ!」



「あぁそーだけど。」



当たり前のことを聞いてしまった。


てか…


「遅刻じゃん!!完全にっ!」



時計を見れば、
8時53分

「分かった!ゲームはやるから今は学校行かせて?」

「しょうがねーな行かせてやるよ。」


「ありがとう!」





タッタッタッ…




ん?
待てよ?

私。
上手く乗せられた気が…。




まぁ大丈夫だよ!
番号も交換してないし。