いつの間にか西山さんが部屋に入ってきていて。
「どうして、なんでこんなことするんですか!?」
後ろに立つ西山さんを睨んだ。
「あたしはただ普通に暮らしたかったのに」
「それができる相手じゃないだろ?」
「だとしても!!それでもあたしにとってたった一人の旦那様なのに」
「それももうすぐ終わる」
「終わらない!!」
「柚子、あいつはお前を幸せになんかできない」
「どうしてそんなことが言い切れるの?言えるの?そんなの分からないじゃ」
「分かるんだよ」
「どうして・・」
「咲は・・俺の妹は・・あいつの・・北原翔の婚約者だったからな」


