ずっとかけたかった相手先
本当はかけるのが怖かった
でも今は
そんな事思ってられない。
ボタンを押す指が震えてる、
体中が緊張している。
最後の勇気を振り絞って電話をかけた。
だけど..
「おかけになった電話は現在・・」
耳に流れてくるのは大好きな人の声じゃない。
「どう、して」
あたしたちの思い出はここしかないのに。
ここでの生活しかないのに。
なんで、そんなことするの?
「翔さん・・」
もうあたしのこと必要ないってこと
だからもうこの場所はいらないって?どうでもいいって?
「決めたんだなあいつ」


