翔さんの体温に包まれて さっき不安だった事が一気に消えていく。 「あたしも確かめたい。翔さんと一緒に」 「うん」 翔さんはもう一度あたしの頭を優しく撫でて それから電気を消した。 あたし達はいつまでも離れる事無く眠りについた。 「ずっとずっと一緒」 その言葉通りに。 朝までお互いの温もりを感じながら―――――