「そんな事、あるさ。今だってこうして君を閉じ込めたい」 「翔..さん」 少し離れると指先がそっと瞳に触れた。 「君が他の男を見ないように」 「君が他の男に触れないように」 「翔..さ」 徐々に喉元に移動する指先が 妙にくすぐったくて 「分かる?君の声も他の男に聞かせたくないし、この体だって」 「んっ!」 「俺だっていつも必死なんだ」 翔さん.. 「あたし、ね..教えてもらったの..」