「理恵ちゃんと一緒だったの」
どうして君まで嘘をつくんだ?
俺が信じたいのは君の言葉なのに――――
もし本当の事を言ってくれたのなら
大人の対応が出来ていたのかもしれないのに。
あいつから電話があった時は本当に驚いて。
でも怒りがこみ上げて来たのと同時に
絶望感を感じた。
「今俺のところで寝てますから、でも心配しないでください」
大人の男として
冷静さを持たなければならない、なんてそんな考えはどこかにいっていた。
「今すぐ起こして。じゃないとただじゃおかないよ」
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