「送ってやれなくてごめんな」 祐くんは最後まで本当に優しくて。 それが余計にあたしの涙腺を弱くした。 祐くんと別れて とぼとぼと歩きながら空を見上げる。 寒空の中、空気がすんでいるのか。満天の星たちが光輝いている。 いつか祐くんにも大切な人ができますように。 守りたいって人が現れますように。 そう祈りながら家路に向かって歩きだした。