夢追う君
その姿は眩しくて
かっこよくって
こんなちっぽけな僕なんかとは
比べものにならないくらい
大きく 遠く 見えたんだ


人と違う道を行くこと
辛く険しいものであること
稀に見る君の悔し涙が
僕にそれを告げていた


ねぇ 君は覚えてるかな


怖くて本気を出せない僕に
「本気を見せる」と言ってくれた

「僕なんか」といつも言う僕に
「誰もが花だ」と言ってくれた


君の言葉はいつだって
僕を進ませてくれてたよね


「花」とか言われて昔だったら
クサイとか馬鹿にしてたかもしれない

でもあの時はあんなにも
素直に心が救われたんだ


「折角咲きかけた君の花、
枯らすには勿体ないよ」
と今度は僕が
君に言葉を渡す番


「誰もがみんな花なんだ」

ならば僕は君のため

いつまでも君の応援花でいたい