やっぱり私なんて陸君の彼女にふさわしくないのかな…。 そう考えて悲しくてなっていると、ポケットの中でケータイのバイブが震えた。 先生に見つからないようにそっと開いてみると、奈々子ちゃんからだった。 9/03 09:36 from:奈々子ちゃん sub: ------------------- 大丈夫? ------------------- 奈々子ちゃんの方を振り返って見てみれば、奈々子ちゃんは心配そうに私を見ていた。 私は返信の変わりに、にこりと微笑んで頷いて返した。