空へ。‐夢の先‐

麗奈「…最近若手が突然辞めるって

ニュースで話題にになってるけど、」


隆「ああ、真相はこん中の奴らだ」




そんな話が耳に飛び込んできた。


ふざけんな、


そう思ったとき…。






「ちょっと、誰コイツら、」





明るい茶髪に端正な顔。その女を取り巻く男女。知った顔の数々。


直感で分かった。



コイツが…─────御坂ユリア。




章介と圭斗を苦しめた張本人。

今すぐボコボコにしたい、今すぐぶん殴ってやりたい衝動に駆られた。

拳を握る。

手に汗をかいているのが分かる。



何を言えばいいかも分からないほど
頭が黒い感情で埋め尽くされていた。



「あっれ、あー誰かに似てると思ったら」



唯一ユリアの隣にいるそれなりにオーラのある1人の男。
そいつは息なり声を上げたかと思うと、真っ直ぐに成二に向かって行った。



「沢木龍の弟?じゃね?」

成二「……あ…?」



眉間にシワを寄せて睨み付ける成二。
バカみたいにヘラヘラしてる男。



「ね、俺のこと知ってる?」

成二「知るかよテメェみてぇな間抜け面」

「……ふーん…」

成二「………………」

「……沢木みてーなカスブランドであんまりデケェ顔してんじゃねぇぞ、」


蓮「てめぇ何つった今コラァ!!!??」

優也「あんまり調子こいてんじゃねーぞボンボンが!!」

寛「お前今すぐぶっ殺すぞ!!!!」



揉めだした蓮たちと取り巻きの男たち。



隆「…お前らいい加減にしろ!!!!!!!!!」



その場にいた全員がビクリと肩を震わせた。

隆がもの凄い迫力で周りを威嚇する。

麗奈はその状況を黙って見つめていた。



そんな中、あたしと御坂、成二と男はずっと睨み合っていた。




紗姫「……覚えてる?…杉本章介」

ユリア「……ああ、
…まさかあんたが幼なじみの“サキ”とかいう女?」

紗姫「?…あたしのこと知ってんじゃないの?

それを条件に章介に貢がせてたんじゃ…」