「夕実は旦那さんの浮気を疑った事ある?」 「えっ、うち!?」 その質問、正直キツイよ……。 「んん~、うちは今微妙だからね~」 苦笑いで答えると、沙耶が「微妙~!?」と体を前に乗り出した。 けどこれ以上話したくないわたしは、他の女友達に話を振った。 質問したのは健史なのに、健史は黙ったまま。 本当は答えたくなかったよ。 けど、やっぱりわたしも嘘をつけなかった。 二人、そういうところは変わってなかったね……。 もっと器用に嘘をつけたら、 わたしたちは変わっていたのかもしれない。