「…子供が、できちゃったの…」 「でぇぇぇぇぇぇーーっっ!?」 部屋中にわたしの声が響く 百合も、目を見開いて驚いていた健斗も顔をしかめた 子供…赤ちゃん? 百合の真剣さを見ると、嘘ではないコトがわかる。 「元やおじさんやおばさんには言ったのか?」 まだ頭の中がぐちゃぐちゃのわたしに代わって健斗が言った こんな時に冷静でいられるコトをを尊敬するよ 「…実はまだなんだよね」 「それは…まずくないですか?」