俺は奈々を追いかけて後ろからギュッと抱きしめた 「く…くるし…です」 また敬語に戻った ちょっと強く抱きしめてるからなちょっと苦しいと思う(←他人事) 「なんで喋んないのかな〜奈々ちゃんは」 さぁ理由を言え 「言いますから離してくださぁい」 「絶対?」 逃げられちゃ困るからな 「絶対です」 「わかった」 それから奈々が話し出した理由はなんとも可愛い理由だった