「わたしは、健斗がいいんです。健斗じゃなきゃダメなんです」 ………… あー、ダメだ。 ガラにもなく顔赤くなってるわ。 今すぐ抱きしめたいけど、母さんの前だしな…。 「ならよかった。今、顔が赤くなっている息子をもらってくれる奈々ちゃんに感謝するわ。」 その言葉を聞いた瞬間、奈々がバッとこっちを向いた 余計なコトを言うんじゃねえよ…。 「健斗って意外と照れ屋ですよね。」 そしてクスッと笑われた。 奈々…覚えとけよ…。 「そんなラブラブなお二人に誕生日プレゼントです☆」