「俺がついてるから…な。」 と言いながら、頭を撫でられた。 「ありがとうございます」 なんか妙に優しいな… 「隙ありっっ」 チュッとリップ音をたてて一瞬重ねられた唇。 「ごちそうさまでした」 ニヤリと笑いながら健斗は食器を片付けに行った 「……///」 ずるい… 恥ずかしい… 健斗… まさかわたし達のココロがすれ違っていくなんて、この時は思ってなかったよね… わたし達への試練がもう、すぐ目の前に迫っていた。