高いビルの大きな広告。 それは…この前撮ったわたしの写真だった。 「な、なんで…?」 聞いてないよ… 「奈々可愛い〜」 百合が言っている事も今のわたしの耳には右から左に聞き流されるだけ。 だから今日は物凄く視線が注がれてたのか… よくわたしと同一人物だってわかったね… そして周りを見渡すと、至る所にわたしの顔が… なんか、目眩がしてきたよ…