えっ?えっ!


脱がされてるっっ!?



「だめっ…ですっ」



「何言ってんの?奈々ちゃんはまだこの匂いで俺を怒らせたいの?」



口調が冷たい…



さっきまで甘えたさんだったくせに〜



…なんて言える立場じゃないけれども。



さすがに脱がされるのは…!



「それなら自分で脱ぎますっっ」



ピタッと健斗の手が止まった



しばらく考え込んでたみたいだけど



「嫌だ。見てんのがもどかしい」


さっきのわたしの決死の決断はあっという間に打ち砕かれた。


あんなに恥ずかしかったのに〜…