百合に手を貸してもらって立つとありえないくらいの人…人…人!
「ごめんね…俺、よそ見してて」
ぶつかった男の子が謝ってきた
「大丈夫ですよ」
笑顔でそう言えばみるみる真っ赤になっていく男の子
「大丈夫ですか?顔真っ赤ですけど…」
百合が後ろでため息をついていたコトなんて周りのザワザワで聞こえない
「だ…大丈夫だから」
そう言って男の子はそそくさとこの場から去っていった
そんなに急いでたのかな…?
って…この人の輪からでられないんですけど
眼鏡も誰かに割られちゃったし
もうこの機にこの格好やめよっかな(←マイペース)
そう思いながらみつあみを解く
「…あの…城島さんだよね?」
周りにいた一人の女の子に声をかけられた
「そうですけど…」
うん。わたしは間違いなく城島
「えぇー!」と皆一斉に言う
あー耳がキーンってする

