「まぁ…ね」 俺が言葉を濁した瞬間 〜♪〜♪〜♪ 携帯の着信音が鳴った 俺のじゃねぇな 「あ、ゴメンなさい」 と言って、彼女は教室の隅に行き、電話で話し始めた そしてすぐ後に、電話を切ってこっちに駆け寄ってきた 早かったな… 「じゃあ、わたしはこれで」 と、彼女はいきなりそそくさと教室を出ていこうとする 「ちょっと待って」 今日腕を掴むの二回目。 「なんですか?」 ちょっとうんざりそうに彼女が聞いてくる