「そうなんだー。犬っぽいよね。」 普段人の様子を見ることに興味がなかったけど、 この時だけは真希ちゃんの様子をしっかりと見つめていた。 直感で真希ちゃんが俊のことを気にかけているのがわかったから。 人気者の真希ちゃんが、人気者の俊を気にかけるのは当然だ。 なのに私は真希ちゃんに嫉妬していて、 自分の図々しさに自己嫌悪した。