「ご、ごめん…。待ったよね?」 「当たり前でしょ。のろまにもほどがあるんだけど。大体、クリスマスの日に彼女待たせるなんてどういう神経してんのよあんた」 「ご、ごめん本当に…。……て!!えっ!?かかか、彼女!?」 何よその驚き方。 あんたこないだ私に告ったじゃない。 忘れたわけ? 「わ、忘れてないけど…。でも、じゃあ…その、な、中原さんも…ぼぼ僕のこと…」 どもりすぎ。 ウザいわ。 ちゃきちゃきしゃべりなさいよもー!