私は鈴に抱きついた。


その瞬間、涙がこみあげてきた─。



『な~に泣いてるんだよ!!』



そう言って私の肩をポンッと叩く彰。


「な、泣いてないよ!」


「うわ~花音嘘ついた!」


だ、だって。

我慢できなかったんだもん…。


でもこの涙は嬉し涙と朱蓮の事を思った両方の涙だと思う。



「明日は学校くるよね?」


「うん!行く!」


こんなに学校休んでたらきっと朱蓮に怒られる(笑)



『よし!朱蓮のぶんまで3人で頑張んぞ!!』


「「うん!!」」



朱蓮、たった1年だったけど、いい思い出をありがとうね!


もっと一緒に居たかったけど、朱蓮はいつも私のそばにいる気がするの。


1年間、色々心配や、迷惑かけたてごめんね?


今でも大好きです!


今までありがとう!朱蓮!




そして、私の大好きな




君は輝く空の上…




  END