ボサボサの髪を寝癖直しのスプレーで髪をストレートに戻した。 階段を降りて、ドアを開けると、テーブルに昼ご飯が置いてあった。 しかも、大好きなオムライス!! 「今日お兄ちゃん用事あったっけ?」 一応聞いておいたほうがいいのかな。 『ないけど』 よし!何かあったらお兄ちゃん呼べる! 「良かった」 『ん?なんでだ?』 オムライスを食べながら言うお兄ちゃん。 「いや、何かあった時に…─的な?」 『あぁ』 笑いながら言うお兄ちゃん。 何起きるかわからないのに…。