「陽太、また告ったの!?」 「おう・・・」 青と黒のグラデーションが美しい夕暮れ空の下。 大学の帰りで重い足を必死に動かして着いたマンションの5階。 私はどす黒いオーラを纏うヤツと遭遇してしまった。 その彼の手にはしっかりとビール。 また飲む気なの・・・。 諦めて、家に通した。 .