情けなさと 恥ずかしさと 怒りを必死で押さえながらグッと手を握りしめてると。 センパイはまたまた空気を読まずにこんなことを言い出した。 「うん、そうだよ。気に入ったらすぐ手をだすお前が俺には完全ノータッチだったもんなあ。」 そう言ってウンウンと頷くと 「ちょーっと手が込んでてビックリしたけど…。 そんなに簡単に俺は騙せないぜ~!!」 ニッコリ嬉しそうに笑う。 それを見て。 私の思考回路は完全にプッツンした。