「ハハッ!!この状況でよく正気になれたな。」 ヒィヒィ言いながらお腹に手を当てて、笑い転げる桐谷慎。 「あ、あたりまえでしょ!!ここ会社だよ?」 会社の(しかも屋上で)そんなことする勇気ないよ!! 「アハハ!!ヤバい~、苦しい~!!」 よっぽどツボにハマッたのか桐谷慎は、笑い泣きをしながらお腹をさすっている。 「もう!!笑いすぎでしょ!!」 「だって…あの顔…、ブハッ。」 むーっ。 ひどくない? 可愛い(?)彼女をからかった挙げ句に爆笑って。