現代戦国時代3

「根津……だと」

天草は不意をつかれて、腹部を殴られていた。

しかし、その顔は痛みにもだえるというよりは、何か驚きが見られた。

「お前……確か毒を撒いた時にいた男だな」

根津は腰を低く構え、相手の攻撃に備える。

「お前、本当に根津というのか?」

「え?」

天草は明らかに根津を知っているかのようだ。

しかし、それとは対照的に根津は目の前の男に城で会う前以上の会った記憶は無かった。