「弥斗ー、飯食って帰ろー」 「あぁ。」 お昼くらいに学校は終わり、紳と近くのファーストフード店で昼食をとることに。 「そういえば。 お前、あの一年生とどうなった?」 「え?」 なんのこと? とはぐらかしても、紳は騙されてくれない。 「……アドレス、交換した。」 「…へぇ。で?」 「で って…」 その続き、何かあるだろうか? 「毎日メールしてるのかょ?」 「いや……まだ一回も。」 「は?」 ワケがわからない と、表情に滲ませる紳。 ……だって。 まず、何を書けばいいのかわからない。 .