「どうしたの?」 相変わらず、明るい茶髪。 ……校則ギリギリ、てゆうかアウト。 それでもあまり怒られないのは、学年1位の頭脳。 ぇ、俺? 俺は紳と同じ、1位。 会長、副会長、二人して1位ってワケ。 だから俺は紳が会長でもいいと思ったんだけど…この髪の所為で…ね。 「今日、ちょっと用事があってそっち行けねぇんだ。」 「へぇ。用事なんて珍しいね。 わかった、じゃ生徒会会議はまた今度だ。」 副会長がいないんじゃ、会議をしても意味ないからなぁ。 明日にでもやるか… .