大輔は桜の木の下にまだ居た


荒い息を抑えながら叫ぶ



「先輩ッ、日向先輩!!!!」



「あれ……君、あの時の……
すごい息切れだけど大丈夫?」



「はい、大丈夫です」





すると大輔の友達が止めに入る



「こいつの第2ボタンならもう無いよ?
よかったら俺の貰わな……」



女の子は言葉を遮るように説明を開始した