痛っ 弾けて落ちた 栗のイガ 見上げると それは栗の木 足元には 沢山の栗のイガ そんなことにも気が付かない 上の空のあたし 弾けたイガから 栗の実をつまみ出す ひとつ ふたつ みっつ よっつ 目が覚めた瞬間 我に返る