「親太郎ーー!! カッコイイぞーー!!」
また叫んだ。
両手を高く上げて、必死に振りながら。
親太郎が、ニッコリ笑った。
元気なころの、無邪気な笑顔だった。
色々なことを夢見てやまない少年の目。
親太郎の目は、いつだって光り輝いていた。
諦めることを知らない親太郎。
音楽にしか能のない、音楽バカ。
自分のことよりもヒトのことを優先して考える、誰よりも心優しい人。
あたしの幼なじみとして、もったいなさすぎる人。
あたしの心を掴んで離してくれない、魅力的な人。
音楽でヒトを感動させられる、すばらしい才能の持ち主。
Aile D'angeのリーダー。
あたしの、大切な人――…


