親太郎が、真剣な声で言った。
「親太郎……」
高橋くん達は、親太郎の周りに集まった。
「俺のために、ここまでしてくれて、本当にありがとう」
親太郎は、車いすに座りながら頭を下げた。
その姿をじっと見ていた3人。
すぐに親太郎の側に座り込むと、3人は親太郎の体に触れた。
「なに言ってんだよ。それはこっちのセリフだよ」
「え……?」
高橋くんの言葉に、親太郎は眉を上げた。
「おまえがいたから、Aile D'angeが存在してんだ。おまえが生徒会に頭を下げて、バンドを結成してくれたから、今こうやって俺達は一緒にいるんだ。おまえがあの時、夢をただの夢で終わらせてたら、今の俺達って存在しないんだぜ?」


