あたし達に、証明して――…
翌朝。
いつも通り学校へ行こうとしたら、玄関を出たとこで呼び止められた。
隣の家の門から、おばさんが出てきた。
「菜緒ちゃん、おはよう」
「おはようございます。どうしたんですか?」
あたしが聞くと、手に持っていたものをあたしへ差し出した。
それは、昨日あたしが買ったキリンの封筒だった。
「親太郎から預かったの」
おばさんから受け取ったのは2通の手紙。
「これは、高橋くん達に。あともうひとつは、菜緒ちゃんにだって」
……え?
あたしに……?
手紙をポカンと見つめると、おばさんは柔らかい表情で微笑んだ。
「昨日、夜遅くまで一生懸命書いてたわ」


