青葉の眩しい日曜日‥


ガタガタと忙しない物音で目を覚ました。

どうやら隣に誰か引っ越して来たようだ。


んーーっ


軽く伸びをし、時計を見ると短針が11を指そうとしていた。


もう、こんな時間‥


ボンヤリとした頭を活性化させようと、シャワーを浴びに浴室へと向かった。


お隣はどんな人かしら?

良い人だといいけど‥

引っ越しの挨拶に来たらどうしよう‥‥


突然!
動揺が走った。


面倒くさい近所付き合いのないのがマンションの特典だが、稀に常識人が現れる。


頭が活性化してくる程に、ザワザワと不安に包まれた。