でも、昔から少し憧れてた吹奏楽部も良いかな、なんて考えてるうちに教室についた。 私の前の席は真依だった。 この学校、1年生の人数はビックリするくらい少ないから、 城下崎の「じ」と 倉宮の「く」の間に入る名字はなかった。